JAとりで総合医療センターの深夜時間帯の小児科救急体制の変更について
2017-3-28


平成29年4月からの小児科救急体制の変更について
皆さまご存じのように、当院では30年来、24時間365日、小児科医(専従)が小児救急を担当してきました。しかし、次第に小児科医の負担が増し、その過重労働が問題となりつつあります。当院の所属する東京医科歯科 大学・小児科の他の7つの関連病院と比較しても、当院の小児科医の常勤医数は、極めて少ない状態です。
以下の表は、1年間に診療する小児科医一人当たりの外来患者さんの数を、大学の7つの関連病院の間で比較したものです。当院の患者数は、他の 病院の約2倍です。
小児科医一人当たりの外来患者数(2011年) 他の7関連病院(その平均) JAとりで総合医療センター その差 2,280人/年 4,478人/年 1.96倍
このため当院では医師の充足に向けて、大学や茨城県とも協議を重ねてきましたが、現在までに有効な手立てを見出すことができませんでした。
昨年末、今年の4月以降、常勤医が現在の8名から、さらに2名減ることが判明しました。この状態のままで、従来通りの救急診療を続けていけば、小児科医に対してより過重労働を強いることとなり、今後、当院の小児救急体制そのものが破綻することも考えられます。
上記に鑑みて、医師数の回復が見込めるまで、本年4月より、深夜23時から翌朝8時半までの小児救急診療は、基本的に、救急車で搬送されて来る患者さんに限定します。それ以外の時間帯は、従来通りの対応(Walk-in、救急車とも可)とします。同時に、ER(救急外来)での、午後の診療も中止します。
皆さまにおかれましては、誠にご迷惑をおかけすることになりますが、当院の小児科の現状をご理解の上、ご協力いただくようお願い申し上げます。
JAとりで総合医療センター
院長 新谷 周三
平成29年1月6日
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